宗像国際環境100人会議 宗像国際環境100人会議

News&Topics

2016/09/02

>環境会議2日目に設置した竹魚礁の今。

今年開催した『宗像国際環境100人会議2016』のテーマは、「知る」・「考える」・「行動する」。

そこで会議2日目に「海の再生 実践プロジェクト」として、福岡県立水産高等学校アクアライフ科の生徒たちが行ってきた「豊かな海づくり~Project-T」の取組みの中から、廃竹の伐採~竹漁礁の組立~海中設置までの一連の取組みを実施しました。

DSCF5840

写真は、竹魚礁を設置したその翌週の様子。一つの魚礁には大きめのマハタの群れ・キジハタ・メバル・カワハギなどが複数住み着いている様子が見られました。すっかり魚たちの家になってきているようです。


2016/08/24

>宗像の森川里海から世界へ 2016宗像宣言

会議3日目に「宗像の森川里海から世界へ 2016宗像宣言」を発表致しました。その全文を下記にご紹介いたします。

宗像の森川里海から世界へ 2016宗像宣言

 宗像の島や渚を洗う対馬暖流。はるか赤道近くからこの地宗像に流れてくる水は、沿岸の自然条件や人々の暮らしの影響を受けながら、はるばるこの地にやってきます。
 宗像では、ぐるりとあたりを見回すと、緑の山々の頂きが見えます。この分水嶺からの水は泉として湧き出て、釣川の流れへと集まり、人々の生活を支えてきました。そして、その水は玄界灘に注がれて、対馬暖流と出会い、海の恵みも育んできました。
 この宗像は、実に住みやすく、自然の恵みを享受しやすい地なのです。
 古来より守られてきた聖地、沖ノ島は玄界灘沿岸の生物多様性が凝縮され、今に保たれています。対馬海流は、いくつもの海峡を経て太平洋に出て、世界につながっています。しかし宗像に恵みをもたらしてくれた壮大な水の循環が、陸から出たゴミを運んで拡散させることになるなど、想像できたでしょうか。
 私たちは、島や渚のフィールドワークを通じて、私たちを育んできた海が、実に身近なところからでも、危機に陥っていることがわかりました。海からの警鐘に耳を傾け、未来を考えていくため、次のことを宣言します。

1、温暖化と磯焼けについて
 宗像における温暖化は著しく、今年の夏の海水温度は30度にまで上昇、海水は温泉のようになり、海草藻や魚介類も減少する磯焼けが起き、魚種も変わりつつあります。そのため藻場の再生は早急の課題であり、解決すべき問題です。
 宗像では民間レベルでの藻場再生のための漁礁づくりを『海の鎮守の森構想』と名付け、取り組んでいますが、これからはこのような活動が国内外においても広がっていくことを強く望んでいます。

2、海のゴミ問題について
 海外と海とつながっている宗像は、近年では隣国からも大量の漂着ゴミが押し寄せ、大勢のボランティアによる海辺のゴミ清掃が執り行われています。さらに今日ではプラスチックゴミがマイクロプラスチックとなり、魚がそれを食べはじめ、人体への影響も心配されています。ゴミ問題はそもそも捨てなければ解決されることです。そのため海辺の活動を通して、ゴミの不当投棄問題を国際世論に訴えていきます。

 地球の七割を占める海の急激な環境の変化は、近年の異常気象に大きく影響していると考えられます。そのため海の生態系を取り戻すことは極めて重要であり、早急に取り組むべき課題です。海には国境がないため国際的な連携が求められます。しかし私たちは、先ずは足元の宗像の海を再生することによって、これを国際活動の一助に繋げていきます。

平成28年8月21日 
宗像国際環境会議 参加者一同


2016/08/21

>

IMG_7469

8月19日(金)より21日(日)までの3日間に渡り開催致しました「宗像国際環境100人会議2016」も無事に閉会することが出来ました。

今年で3回目の開催となる宗像国際環境100人会議では、「より地域に、より実践型をー」を合言葉に、皆さまと議論し、実際に宗像のフィールドに立ち、世代を超えて活動をしました。これをきっかけに私たちの活動が周知され、宗像の環境活動の輪が広がることを願っております。

来年、宗像は夏に世界遺産、秋に豊かな海づくり大会と国内外に開かれる節目の年となります。今回の「宗像国際環境会議宣言」実現のためにも、引き続き、さまざまなご提言ご提案を賜りますようお願い申し上げます。

皆様より賜りました貴重なご意見を参考にさせていただき、今後の活動に活かして参りたいと存じますので、引き続きのご指導ご鞭燵を賜りますようお願い申し上げます。末筆ながら、皆様のご発展とご健勝ご活躍をお祈り申し上げております。

平成28年8月 
宗像国際環境会議実行委員会会長 小林 正勝

※本会議が新聞・メディアに取り上げられております。
こちらも是非、ご覧くださいませ。

西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/268622

毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160821/ddl/k40/040/229000c

西日本新聞(7月2日育成プログラム)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/256133