宗像国際環境環境会議とは

ようこそ宗像へ。

平成26年から開催した宗像国際環境会議は今年で6回目を迎えます。
鐘崎は海女さんの発祥の地で、日本海の海女さんは鐘崎から伝わっていきました。しかし、海女漁は海の環境の変化とともに年々厳しい状況におかれています。宗像の神々を守ってきた海の民をとりまく環境は、おびただしい数の漂着ゴミ、その中でもビニールゴミからおこるマイクロプラスチック問題、地球の温暖化、それらも要因でおこる海の中の海藻類が枯れていく“磯焼け”問題などに直面しており待ったなしの状況に。

海の環境問題は、もはや海に生きる人々だけの問題ではなく、国際的に取り組まなくてはならない21世紀の大きな課題です。何とか、その海を守りたいと “環境のダボス会議”を目指し、この会議を始め、年に1回、海の環境保全の啓発のためのシンポジウム、講演会、交流会、それに竹漁礁つくりや漂着ゴミ拾いなどのフィールドワーク、そして子どもたちの育成プログラムを実施しています。

宗像国際環境100人会議の基本コンセプトは“海の鎮守の森”です。豊かな森、里、川の恵みが豊かな海の森を育むという環境を創っていきたいという思い、願いです。

第1回目はIPCCの議長など世界的に活動されている方々も多数ご参加いただき、グローバルな視点で環境問題を考えるきっかけをいただきました。

第2回は、海と森との共生、宗像の文化・自然・暮らしを未来に繋ぐとういことをテーマに、パネルディスカッションなどを実施しました。水産高校の学生さんが彼ら発案の竹漁礁を交流会で発表してくださり、これが翌年以降の竹魚礁の活動につながっています。

第3回目からは、地元中心の実行委員会を組織し実施し、民間企業さんも実行委員会に参画いただき、より活動が広がってきました。『海からの警告 未来は過去から学ぶ』をテーマに、先人たちの智慧を学び
、50年前の海を取り戻すことを目標に据え、様々な分野、世代の方々が分科会でも議論を行いました。環境会議では“Think global、act locally”を標榜し、様々なプログラムをおこなうと共に、毎年、竹魚礁を10基作成し、沈めて、魚の住処やイカの産卵場所になっています。また、育成プログラムの生徒を連れて、フランスの気候変動良識サミットやユネスコ本部でも取組みを発表しました。

第4回は、『大いなる海 生命の循環』をテーマに開催しました。「映像でみる世界の環境」では報道各社から、アジアのゴミ事情、温暖化が一次産業に与える影響、中国のPM2.5の話など提供いただいています。

第5回目は、『水と命の循環~自然への感謝と畏怖~』をテーマに、持続可能な社会を作るために宗像で何ができるのか、持続可能性とは何かを議論してきました。

 

 

今年第6回目は、『常若 TOKOWAKA~持続可能な社会 宗像からの提案~』をテーマに開催いたします。今年もいろんな分野、年代の多彩な方々が宗像に集結いたします。宗像の地域循環社会実験の一環として、地域通貨『常若通貨』もご利用いただき、宗像の食、体験をお楽しみいただけるようお待ちしております。

 

養父信夫 宗像国際環境会議実行委員会事務局長