宗像国際環境100人会議 宗像国際環境100人会議

プログラム

「宗像国際環境100人会議」は、海をメーンテーマに、世界の各分野で活躍するリーダーや、学識経験者たちが集まり、地球環境問題について解決策を協議するフォーラムです。また会議には中・高・大学生たちも参加し、次世代の真の国際人を育成することも期待しています。

1回目はIPCC(気候変動に関する政府間パネル)のパチャウリ議長、ノーベル平和賞を受賞したラモス元東ティモール大統領、スウェーデンのスヴィンソン海洋・海・水担当大使らも参加いただき、2回目はその成果として「宗像宣言」を採択し、宣言文を山本前環境大臣に提出、さらには日本ユネスコ協会を通じてユネスコ本部にも提出しました。3回目からは地元宗像で宗像国際環境会議実行委員会を組織し、1,2回目でグローバルな視点で議論したことを、宗像で実践していく〝Think Global、Act local〟を合い言葉に、竹魚礁作り、漂着ゴミ清掃などにも取り組んできました。

4回目となる今年は、“大いなる海 生命の循環”をテーマに掲げプログラムを構成し、初日は、世界の環境について映像を見ていただき、それからシンポジウムを行います。会議2日目には、恒例となりましたフィールドワークを行います。今回も海女の発祥の地・鐘崎の海に福岡県立水産高等学校アクアライフ科の生徒たちが行ってきた「豊かな海づくりProject-T」の取組みの中から、廃竹の伐採~竹漁礁の組立~海中設置までの一連の取組みを皆さまと一緒に行って頂きたいと考えています。また白砂青松のさつき松原及び大島の遙拝所の下の海岸に打ち寄せられる漂着ゴミの清掃も行います。

3日目は 特別上映として『地球交響曲 ガイアシンフォニー』の中で、宗像の取組みにもインスパイアを与えてくれる作品を選んで上映いたします。その後、市民公開シンポイズムを行ない、海の環境、更には海につながる川、里、森の環境について、私たちが今、これから何をすべきか について語り合い、最終的により実践的な行動目標を記した『宗像宣言2017』としてまとめていきます。

【チラシ】8月27日(日)講演会・シンポジウムのご案内

【チラシ】三日間の開催内容のご案内

登壇者一覧
フィールドワーク
分科会

8月25日(金)
会場:玄海ロイヤルホテル ロイヤルホール(1F)
12:00 開場、受付
13:00~ 開会宣言 谷井博美(宗像市長)
来賓 挨拶
13:30~ 第1部 映像で見る地球環境
「南極環境レポート」
「中国PM2.5ドキュメント」
「マイクロプラスティック、アジアのゴミ事情」
<休憩>
15:30~ 第2部 地元漁師からのお話
第3部 パネルディスカッション「50年前の海を取り戻すために、私たちができること・・」
<休憩>
18:30~ オープニングパーティー(会場:玄海ロイヤルホテル、参加費6,000円)
8月26日(土)
会場:午前/宗像市内 各フィールド 午後/玄海ロイヤルホテル
9:00~ フィールドワーク (詳細は下記参照)
12:00~ お弁当(地元食材利用)
14:00~ 分科会【見学自由】(玄海ロイヤルホテル 各会場)
・地元環境団体×企業の連携宗像環境プロジェクト
・宗像国際育成プログラム 公開講義 黒田怜子塾長
・高校生、大学生の環境活動発表会
・世界遺産が抱える課題、観光と環境保全
16:30~ 交流会
8月27日(日)
会場:カメリアホール(福津市)
8:45~ 開場、受付
9:15~ 実行委員会会長 挨拶
来賓 挨拶

特別上映(9:25~)
『地球交響曲 ガイアシンフォニー』
宗像国際環境100人会議 報告(10:20~)

第1部 基調講演(10:35~)
第2部 シンポジウム(11:20~)
『世界遺産から始まる新たな挑戦!』
第3部 宗像国際環境100人会議からの提言(12:50~)

13:00 終了予定

登壇者

8月25日(金)
会場:玄海ロイヤルホテル ロイヤルホール(1F)
映像で見る世界の環境 / 南極環境レポート

今林隆史氏

今林 隆史 氏(RKB毎日放送 報道部記者)

2001年、RKB毎日放送に入社。報道部記者として政治・経済などのニュース取材に加えて、防災・環境・考古学などのドキュメンタリー番組の制作にも携わる。2009年「黒い樹氷~自然からの警告~」で科学技術映像祭 内閣総理大臣賞、2013年「甦る元寇の船~神風の正体に迫る~」同映像祭 文部科学大臣賞など受賞。2016年11月末からの4か月間、地方民放局では初めて南極観測隊に同行取材。気象予報士と潜水士、防災士の資格を有する。

映像で見る世界の環境 / 中国PM2.5ドキュメント

旗手啓介氏

旗手 啓介 氏(NHK大阪放送局 報道部ディレクター)

1979年3月生まれ。神奈川県出身。2002年NHK入局。ディレクターとして福岡局・報道局社会番組部・大型企画開発センターを経て、2015年から大阪局報道部所属。主な作品に、NHKスペシャル「サミュエル・エトー アフリカを背負う男」、「宇宙の渚 46億年の旅人 流星」、「調査報告 日本のインフラが危ない」、「ある文民警察官の死 カンボジアPKO23年目の告白(2016年)」では、文化庁芸術祭優秀賞、ギャラクシー賞大賞、放送文化基金賞最優秀賞などを受賞。

映像で見る世界の環境 / マイクロプラスティック

永山弘二氏

永山 弘二 氏(KBC九州朝日放送 記者)

福岡県福津市出身。1996年駒沢大学経営学部経営学科卒。同年九州朝日放送(株)入社。テレビ営業局営業部配属。その後北九州支社営業部、ラジオ営業部、スポーツ部を経て2013年に報道部へ配属。2014年に報道ステーション勤務。現在は報道局報道部副部長として夕方ニュース番組のデスクなどを担当。

宗像鐘崎からの海の現状報告

中村忠彦氏

中村 忠彦 氏(宗像漁業協同組合 組合長)

昭和26年7月8日 福岡県宗像市(旧宗像郡玄海町)鐘崎生まれ。昭和42年3月 玄海町立玄海中学校を卒業。同年4月 漁業に従事、平成21年4月から、鐘崎ふくはえ縄船団長に就任。平成26年4月から 宗像漁業協同組合代表理事組合長に就任、現在に至る。平成27年6月 福岡県漁業協同組合連合会副会長理事に就任、現在に至る。

地元古老漁師の皆さん
権田一良氏、七田和男氏、権田仁八郎氏、白石光夫氏

清野聡子氏

ナビゲーター

清野 聡子 氏 (九州大学大学院工学研究院環境社会部門 准教授)

海岸の貝拾いを3歳から始め、現在は海岸環境の保全・再生を研究している。環境保全と人間活動の両立の可能性を研究。専門は生態工学、環境計画・ 政策など。海岸や生物多様性など国の制度形成や、多くの地域の海岸や漁村の環境計画に参加。東京大学農学部水産学科卒業、同大学院農学研究科水産 学専攻修士課程修了。同総合文化研究科広域科学専攻助手・助教を経て現職。農学修士(水産学)、博士(工学)。

< シンポジウム/パネリスト >

中井徳太郎氏

中井 徳太郎 氏(環境省 総合環境政策統括官)

「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトチーム長
1962年生まれ。東京大学法学部卒業。85年大蔵省入省。主計局主査(農林水産係)などを経て、富山県庁へ出向中に日本海学の確立・普及に携わる。財務省理財局計画官、財務省主計局主計官(農林水産省担当)、環境省総合環境政策局総務課長、環境省大臣官房会計課長、大臣官房環境政策官兼秘書課長、大臣官房審議官、大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長を経て2017年7月より現職。

林政彦氏

林 政彦 氏(福岡大学理学部教授 福岡から診る大気環境研究所所長)

名古屋大学工学部航空学科卒業。名古屋大学空電研究所助手、太陽地球環境研究所助手。第32次日本南極地域観測隊越冬隊員として昭和基地で越冬観測に従事。第38次日本南極地域観測隊越冬隊員として最低気温が-79.6℃にもなるドームふじ観測拠点で越冬観測に従事。学校法人福岡大学理学部地球圏科学科助教授を経て現職。これまで、エアロゾルを求めて、南極地域の他,北極圏、敦煌、インドネシア、キリバス、モンゴル、アラスカ等に観測で赴いている。

岩元美智彦氏

岩元 美智彦 氏(日本環境設計株式会社 代表取締役会長)

1964年鹿児島県生まれ。1987年3月、北九州市立大学経済学部卒業。卒業後に就職した繊維商社では営業職に携わるなか、
容器包装リサイクル法の制定を機に繊維リサイクルに深く携わる。2007年1月、現取締役社長の髙尾正樹とともに日本環境設計を設立。資源が循環する社会づくりを目指し、リサイクルの技術開発だけではなく、メーカーや小売店など多業種の企業とともにリサイクルの統一化に取り組む。

合田真氏

合田 真 氏(日本植物燃料株式会社 代表取締役)

日本植物燃料代表取締役。京都大学中退、災害情報配信会社を買い取りバイオ燃料事業を始める。マレーシア、モザンビークでエネルギー・食料・金融の地産地消モデル事業を展開。モザンビークでモバイル銀行の設立を計画中。

磯辺篤彦氏

磯辺 篤彦 氏(九州大学教授 九州大学 応用力学研究所 東アジア海洋大気環境研究センター)

九州大学 応用力学研究所 海洋大気環境研究センター。滋賀県出身。1988年愛媛大学大学院工学研究科修士課程修了。博士(理学)。九州大学大学院助教授を経て、愛媛大学沿岸環境科学研究センター教授。現在は、九州大学応用力学研究所教授として海洋学の研究を行っている。環境省の漂着ごみ研究プロジェクトやマイクロプラスチック研究プロジェクトの代表を務める。

平野秀樹氏

平野 秀樹 氏(青森大学薬学部教授)

1977年九州大学卒業。農水省中部森林管理局長、東京財団上席研究員を経て、青森大学薬学部教授。「聞き書き甲子園」「森林セラピー」「森の巨人たち」を手がけた。離島への旅歴は20年。著書に『日本、買います』(新潮社)、『奪われる日本の森』(新潮文庫)、『森林理想郷を求めて』(中公新書)、『森の巨人たち』(講談社)、『森林セラピー』(共編著:朝日新聞出版)、『森林医学』『森林医学Ⅱ』(共編著:朝倉書店)、『宮本常一』(共著:河出書房新社)等がある。

< シンポジウム/コーディネーター >

岸本吉生氏

岸本 吉生 氏(独立行政法人経済産業研究所 理事)

1962年芦屋市生まれ。通商産業省に入省。通商政策、エネルギー政策、地球温暖化問題、地域振興、中小企業政策を担当。その間、総理官邸国会担当、警察庁組織犯罪対策部、愛媛県警察本部長を経験。九州経済産業局で勤務してから、日本の将来は、地域の国際化と豊かな精神性にあると考えている。

8月26日(土)午後
会場:玄海ロイヤルホテル
< 分科会 / 地元環境団体×企業の連携宗像環境プロジェクト >

コーディネイター 清野 聡子 氏 九州大学大学院工学研究院環境社会部門 准教授

< 分科会 / 宗像国際育成プログラム 公開講義 >

黒田玲子氏

黒田 玲子 氏 (東京大学名誉教授・東京理科大学教授・国連科学諮問委員会 委員)

日本を代表する生物物理学者。1993年猿橋賞受賞。2000年より、森・小泉・安倍内閣で総合科学技術会議議員、教育改革国民会議委員を務める。専門は、化学、生物化学、生物物理学で自然界に広く現れる左右性(キラリティー)について長年に渡り研究を続ける。2013年ロレアル-ユネスコ女性科学賞受賞。国際科学会議(ICSU)元副会長。2013年10月、「国連科学諮問委員会」の委員に選出された。また2014年にはTWAS(科学振興のための世界科学アカデミー)のフェローに選ばれている。

< 分科会 / 世界遺産が抱える課題、観光と環境保全 >

藤原惠洋氏

ファシリテーター 藤原 惠洋 氏 九州大学大学院教授(芸術工学研究院)・工学博士・建築史家

1988年東京大学において工学博士の学位取得後、東京大学生産技術研究所研究員、千葉大学工学部工学部工業意匠学科助手、國學院大学兼任講師、九州芸術工科大学講師・助教授、オランダ国立ライデン大学文学部日本学センター客員教授を歴任。2005年より現職。文化庁文化審議会世界文化遺産特別委員会委員、日本イコモス国内委員会委員など。

8月27日(日)
会場:カメリアホール(福津市)
< シンポジウム / 司会 >

葛城奈海

葛城 奈海 氏(ジャーナリスト・俳優・防人と歩む会会長・やおよろずの森代表)

東京大学農学部卒業後、自然環境問題・安全保障問題に取り組み、森づくり、米づくり、漁業活動等の現場体験をもとにメッセージを発信。TBSラジオ『ちょっと森林のはなし』森の案内人(2008~2011)。2011年から尖閣諸島海域に漁船で15回渡り、現場の実態をレポート。林政審議委員。防衛省オピニオンリーダー。予備三等陸曹。予備役ブルーリボンの会広報部会長。日本文化チャンネル桜『海幸山幸の詩』『防人の道NEXT』レギュラー出演中。言論テレビ『言論さくら組 前へ、進め!』出演中。産経新聞『直球&曲球』連載中。

< 宗像国際環境100人会議 2017 報告 >

清野 聡子 氏 (九州大学大学院工学研究院環境社会部門 准教授)

< 基調講演 >

安田憲喜氏

安田 喜憲 氏(ふじのくに地球環境史ミ―ジアム館長)

1946年、三重県生まれ。国際日本文化研究センター教授、東北大学大学院教授を経て、現在ふじのくに地球環境史ミュージアム館長、立命館大学環太平洋文明研究センター長、国際日本文化研究センター名誉教授。スウェーデン王立科学アカデミー会員賞、中日文化賞、紫授褒章など受賞。著書に「稲作漁撈文明」「1万年前」「環境文明論:新たな世界史論」「森の日本文明史」ほか多数。

< シンポジウム / パネリスト >

上野和行氏

上野 和行 氏(大島漁師)

昭和47年大島生まれ。18歳から漁師。4代続く漁師。一本釣、刺し網、海士漁を生業とする。大島の漁師の中で沖ノ島周辺を主な漁場とし、沖ノ島への篤い信仰を持った漁師たちの組合〝沖ノ島仲間〟の一員。〝外国から流れてくるロープ、ポリタンクなどものすごい量のゴミ、そこで事故が起こることも増えている〟〝春先の海の汚れが最近気になる〟

葦津敬之氏

葦津 敬之 氏(宗像大社宮司)

昭和37年11月福岡市箱崎生まれ。昭和60年皇學館大學を卒業後、同年熱田神宮に奉職。同62年神社本庁に奉職。平成8年主事。総務課長、情報管理課長、教学課長、国際課長、同21年参事、財務部長、広報部長を経て、平成24年4月に宗像大社に奉職。同25年権宮司昇任、同27年6月宮司昇任、現在に至る。ライフワークは自然環境問題。

藤原 惠洋 氏 九州大学大学院教授(芸術工学研究院)・工学博士・建築史家

八幡暁氏

八幡 暁 氏(カヤック冒険家 グレート・シーマン・プロジェクト)

大学時代より素潜漁を始め、卒業後は「潜れる海があれば、生きていける」と各地の漁師の仕事を学びながら国内外を巡る。シーカヤックと出会い、2002年からオーストラリアから日本までの多島海域を舞台にした人力航海の旅「グレートシーマンプロジェクト」をスタート。フィリピンー台湾海峡横断(07)など世界初となる航海記録を複数持つ。2005年、手漕屋素潜店「ちゅらねしあ」をオープン。2011年から日本の漁村を巡る「海遍路」、2014年より都市生活における水辺を取り戻す活動「じゃぶじゃぶ」を開始。

奥田政行氏

奥田 政行 氏(料理人)

山形県鶴岡市生まれ。鶴岡市のイタリア料理店「アルケッチャーノ」オーナーシェフ。食の都庄内親善大使をつとめるなど地産地消を代表する料理人。鶴岡市農業発展奨励賞、山形県産業賞、第一回辻静雄食文化賞、第一回農林水産省料理マスターズなどを受賞。日本各地でレストランをプロデュースし地方の食材の情報発信拠点を作っている。スイスダボス会議ジャパンナイト総料理監修、ミラノベジタリアンチャンス世界3位など。「地方再生のレシピ」、「食べもの時鑑」著者。

相川七瀬氏

相川 七瀬 氏(歌手・作家)

1995年「夢見る少女じゃいられない」でデビューして以来、現在までのCDトータルセールスは1200万枚を越えている。音楽活動以外にも絵本の出版や小説「ダリア」を出筆、また岡山県総社市、長崎県対馬市、鹿児島県南種子町の赤米大使として伝承文化継承の活動をするなど活躍の幅を多方面にも広げている。2014年7月には日本の聖地の旅エッセイ「神結び」、12月に続編「縁結び」を、そして2015年9月30日には第三弾「太陽と月の結び」を出版。

< シンポジウム / コーディネーター >

養父信夫氏

養父 信夫 氏(一般社団法人九州のムラ・UMI・SACHI推進会議 代表理事)

1962年6月宗像生まれ。福岡高校、九州大学法学部卒業後、86年株式会社リクルート入社。95年、都市部と農村とをつなげるグリーンツーリズムを広げるために独立。97年より「九州のムラ」編集長。現在は「Nippon ノ MURA」発行・編集人。総務省地域創造力アドバイザー、内閣府地域伝道師。27年6月海の環境保全を行うために一般社団法人UMI・SACHI推進会議を設立。


フィールドワーク

宗像国際環境会議は実践型会議を目指し、今年も全員参加のフィールドワークを実施します。

「知る」・「考える」・「行動する」をテーマに実施する本会議では、参加者の皆さんと一緒に実践できるフィールドワークを行いたいと考えています。

※フィールドワークは下記の3プロジェクトを用意しております。お申込みの際にどちらか希望の方を選択してください。
※参加者多数の場合は、ご希望に沿えない場合もございますので予めご了承くださいませ。
※フィールドワーク参加費(材料費・昼食代 1,000円程度)が必要になる場合もございます。詳細は後日、ご連絡いたします。

フィールドワークの様子

【FW 1】鐘崎・海の鎮守の森づくり
福岡県立水産高等学校アクアライフ科では、地元のつながりが深く「定置網実習」など様々な実習を漁師さんと一緒に行ってきました。ところが、この定置網漁業も含め地元津屋崎漁港に水揚げされる魚は年々減少し、学校周辺の玄界灘沿岸の藻場が減り磯焼けが拡大し、漁場環境は悪化しています。そこで、このような現状に対し、藻場を増やし沿岸の漁場を豊かにすることで地域に貢献しようと考えました。「森を豊かにすることで、海が豊かになる」という考え方をもとに「豊かな海づくり Project‐T」が立ち上がりました。今年で7年目のプロジェクトですが、先輩達の意思を継承し知的財産で学んだことを活かしながら広報活動にも力を注いでいます。今回は、昨年に続き、海女さんの発祥の地・鐘崎の海に竹魚礁を組み立て、海に設置します。

【FW 2】さつき松原・漂着ゴミ清掃
海岸に打ち寄せられるゴミを清掃しながら、人間と海との関係を考えます。身の回りのモノが川を通じて海に流入し、海の流れや風にも まれて細かくなって拡散していきます。宗像市内の釣川の流域からの投棄されたもの、遠く韓国、中国など国境を越え流れ着いたものなど 様々です。海を漂うゴミ、海底に沈んでいるビニールなど、これらは地元漁師が仕掛けた網にもからまってきています。 身近なプラスチック製品やビニールも劣化し、やがてマイクロプラステッィク に。当日はふるいも使って、これらも採集します。

当日は、「ビーチクリーン・ロボット」プロジェクト(九州大学・九州工業大 学)も参加!試作品も人間と一緒に作業にいそしみます。

*共催:公益財団法人海と渚環境美化・油濁対策機構
*協力:宗像の環境活動団体

【FW 3】大島・沖ノ島遙拝所下海岸清掃
沖ノ島を望む大島の沖ノ島遙拝所。その下の海岸には、海流、風にのって海をわたって中国、韓国、東南アジアから日々多くのゴミが漂着してきます。そのゴミはまた海を漂い世界に拡散されていきます。100人会議では、まずは現場に行って自分たちがやれることから海の環境保全を実践し、また今後何が出来るのか、考えてみたいと思っています

昼食;地元食材を使ったお弁当を用意しています。


分科会

地元環境団体×企業の連携宗像環境プロジェクト
宗像をフィールドにして環境活動に取り組む団体と、宗像国際環境会議実行委員会参画の企業とが、互いに環境保全活動について発表し、後半は両者の協力によって、更に宗像での取組みが進んでいくためのアイデア、キーワードを出し合ってみましょう。

宗像国際育成プログラム 公開講義
黒田塾長による特別講座。宗像市内の中学生(一部高校生)を中心に、年に8回程度グローバルな視点を持てるよう、有識者を講師に招聘し座学、更にフィールドワーク、視察などを行っています。今回秋の「全国豊かな海づくり大会」時の発表準備を進めます。

高校生、大学生の環境活動発表会
光陵高校ウミガメクラブの取組み、水産高校アクアライフ課の「豊かな海づくりProject-T」の取組みについて発表。全体コーディネイトは福津市環境基本計画策定にも関わった九州工業大学の研究生の皆さんにお願いし、若者による環境セッションを行ないます。

世界遺産が抱える課題、観光と環境保全
世界遺産は観光振興の側面だけではなく、これから環境や景観保全、更には信仰を守ってきた地域住民の生業(大島、鐘崎などの漁村では漁業を、奴山・新原古墳周辺の農村では農業を)についても維持していくことが必要に。世界遺産のこれからについて考えてみます。